龍涎香(りゅうぜんこう)探しに。
龍涎香の香りを試してみたい方への体験セット!
龍涎香(りゅうぜんこう)とは
アンバーグリス(ambergris)とも呼ばれる龍涎香は、
とても貴重な香料として知られています。
龍涎香は、くじらの中でもマッコウクジラの腸内にできる結石です。
マッコウクジラが食べたイカのクチバシの固い部分が、
身体の中で結石化し、排出され、海の上をぷかぷかと漂い、やがて砂浜にたどり着きます。
砂浜にたどり着くまでに何年、何十年と月日が経ち、日光にさらされ、香りが熟成されます。
全てのマッコウクジラに結石(龍涎香)が出来るわけではありませんし、
石と見間違える形状をしているため、砂浜で見つかるのもごくわずか。
幻の香料といわれる所以です。
数自体が少なく高価。
香りが個体差により違うため、現在では合成香料で代替えされている龍涎香。
そんな貴重な天然の龍涎香を非加熱で抽出したチンクチャーサンプル2種類をお届けいたします。
1.龍涎香のチンクチャーホワイト
最高級グレードのホワイト龍涎香をチンクチャーにしました。
この写真は古代龍涎香。その昔は魔術でも利用された素材です。
くじらさんのうんちと一緒に排出されて、海の上を100年以上漂ってこの色になります。
龍涎香は同じグレードでも、個体により大きく香りが違います。
抽出してみたところ、このホワイトは最初のホワイトと比べて、
若干の酸味のような香りを纏っていまして、出すか迷いました。
しかし、それは私の経験不足からの杞憂でした。
これをブレンドしてみると紛れもなくホワイトのグレードの香り、
また、その雑味が程よい重さになり、最初のブレンドと比較しても
甲乙つけがたいものとなりました。
100年以上海の上を漂ったホワイト龍涎香の香り、ぜひ一度体験ください。
2.龍涎香のチンクチャーブラウン
一般グレードのブラウン龍涎香をチンクチャーにしました。
香りをご自身で作られる方、精油と一緒に使ってみて下さい。
龍涎香チンクチャーを入れることにより香りがさらによくなります。
3.龍涎香の探し方・見分け方の教材
海岸で見つかることも多い龍涎香。
龍涎香を探してみたい方向けに、龍涎香を探す時に知っておきたいこと、
龍涎香の見分け方などをまとめました。
龍涎香探しにどうぞ、お使いください。