クリスマスにお馴染みのドライフルーツやナッツ、洋酒の入った甘いお菓子“シュトーレン”。
いくつかの植物のチンクチャーを調香することで、あのシュトーレンの香りができました。
シュッとひと吹きしたら、「おいしそう!」と声があがりそうです。
“シュトーレン”は、
冬を越える護符(お守り)と現実創造のまじないと言われています。
中世ヨーロッパで冬を安全に越えるための護符として大切にされてきました。
厳しい寒さと闇に向かう季節、人々は白い粉砂糖を光の復活の象徴として振りかけ、果実には再生する実りを重ね、丸みを帯びた形に守られた命を託した。ドレスデン地方の民俗資料でも、シュトーレンは“冬の守り”として扱われていました。
シュトーレンを「毎日少しずつ切り分けて食べる」慣習は、古い時代には祝福を呼び込む儀式でした。一度に切らず、日々の小さな祈りとして家族と分かち合うことで、その日その日の幸福と繁栄を招くと信じられていた。これは、時間をかけて熟成を味わう行為そのものが、人の内側を整える儀式でもあることを示しています。
もうひとつ重要なのが、トンカビーンというお豆です。シュトーレンの香りには、このトンカビーンの香りが入っています。
南米先住民の伝承やHoodoo(民俗魔術)の文献には、トンカビーンが「願いを叶える豆」として記録されている。
H.P. Lovell『Hoodoo, Conjuration, Witchcraft, Rootwork』(1931)には、
“A single tonka bean carried in the pocket brings luck in love and money.”
(トンカ豆を1粒持ち歩くと、恋愛と金運の幸運をもたらす)
という記述があります。
トンカビーンの香りには、古くから現実化・幸運・願望成就の象徴が宿っていたのです。
ただの“おいしい香り”ではありません。
家族の幸せや願いを叶える祈り、
そして、金運や愛が巡るお守りとして、日常にお使いいだだけたら、幸いです。
1日の始まりには、家族や大切な人との幸せを祈り、
1日の終わりには、その日の感謝を分かち合うつもりで、
あなたの周りのスペースやお部屋にシュッシュッと吹きかけてみてください。
寒いこの季節、健やかに過ごせ、
あなたの願いが叶いますように。